あるべき姿

本日は、最近私が感じたことを綴っていこうかと思います。


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本日のレッスンを終え、会員さんをお見送りした後の練習場。 今日もお疲れ様でした。


さて、最近入会される方の傾向として、学校の教員の方や、競技チアのコーチの方など『指導者側』の方が目立ちます。

これはとてもありがたいことです。 そして、倶楽部設立当初から私が願っていた事のひとつでもあります。


学校教員の方は体育の授業で、チアのタンブリングコーチの方も同様に『自分自身が正しいお手本を見せながら指導したい』という、当たり前でありながら理論無しでは難しい願いを胸に、お越しになります。


正しい理論と練習法を知らねば、怪我を招くのがアクロバットの練習です。


闇雲にノリと勢いだけできちんとした技が跳べるほど、体操の技術というものは甘くはありません。


私が教室を始めた頃は、競技チアでお話をすると、プレイヤー側の方が多くお越しになっていました。 部活の主将クラスの生徒さんのみがうちに通って、学校でそれをメンバーに伝える形でやっていたんでしょうね。


当時はまだまだ競技チアは日本国内では若い(新しい)スポーツでしたので、競技内におけるタンブリングの重要度も、また、まともに技を出せるプレイヤーも少ない時代でした。 2回ほど、中部大会を拝見しましたが、技を『勇気を持って跳んだ』事に対して会場から拍手が上がっている状態を見て、関係者各位に失礼を承知で申し上げますが正直愕然としました。

体操の試合では、技を『仕上げてから試合で使う』のが常識だからです。 審判の前で成功するか不安なまま、イチかバチかで跳んでいる選手など、あってはなりませんし、審判に対して危なっかしい演技を見せることは、失礼に当たります。


試合で使う予定の技は、最低でもその試合の1ヶ月前にはマスターし、何度でも跳べるようになっておく。 試合までの1ヶ月間というのは、『通し練習』が始まっていなければなりません。


『練習通りやれば大丈夫』


こう思えていれば、身体のどこかに故障をかかえて無い限り、演技はほぼ通るでしょう。


この『創り上げてから出す精神』が、体操競技、及び新体操の競技としての幹であり、それなくしては怪我人多発の競技となっていることでしょう。


人にお見せするからには、雑な動作ではなく、美しくお出ししよう。 
少し前に流行った『おもてなしの心』こそ、アクロバットの動作を出すものとしての『美学』なんだと私は思います。


少し話がそれましたが、当時プレイヤーだった方が教員なりタンブリング指導者となった今、あの頃必要だと感じていたものを体現しようと、aMi体操倶楽部の門を叩いて下さっています。 これが私は非常に嬉しいのです。 自身の抱える生徒さん、教え子さん達を怪我から守るという意味でも、指導における正しい知識や理論、そして補助方法が必要です。
現場に立つ先生方が、この教室を頼って下さる。わざわざ足を運んで下さることに、感激しているのです。


ただ跳べと言うだけなら、誰でも出来ます。 然るべき安全対策の理論と、技術そのものの理論を説かぬまま怪我人を出したとき、その指導者は失格です。


いよいよ現場で指導をされる『先生』と呼ばれる方々が、aMi体操倶楽部を選び、通って下さるような時代がやってまいりました。
辛い時期も耐え、努力してやってきた甲斐があるというものです。

ここで頑張った先生方が現場で自信を持って、生き生きとご指導されている未来予想図を思うと、これがもっともっと広がればと楽しみで仕方がありません。


そのためにも私自身が、まだまだ多くの事を学び、研究し、努力を重ねなければなりません。 体操の技術にゴールは無いのです。

ここに足を運んで下さる全ての皆様のお役に立てるよう、今後も指導理論・補助技術・そして自身の体操技術にも磨きをかけてまいります。


今後ともaMi体操倶楽部を、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。



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Author:UNAZO
aMi体操倶楽部は、2008年、日本初の大人専門体操教室として愛知県春日井市に誕生しました(高校生以上対象)。
教室でのエピソードはもちろん、体操とは全く関係ないことも綴っていきます。

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