それぞれの『学び』のスタイル

火曜日が本年初のレッスンでした。 その火曜チームのメンバーSさんが、基本の全体練習が終わった後の休憩時に、何やら書き物をしています。

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私『お 何を書いていらっしゃるんですか?』

Sさん『いやぁ、書いておかないと忘れちゃうんで。。』




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私『!!!』→感動しつつも、すかさず事務所にデジカメを取りにいく。。。

といった流れです。


過去、レッスンで教わった内容を書き留めていたのは女性会員さんで1名おられましたが、男性では初です。

単純にレッスンの受講姿勢という面でみても素晴らしい行動ですが、何より、自分自身が何かを学ぼうとする際に陥りやすい『穴』の部分を、良く理解されている方だと感じました。 ご自身をよく分析しているということですね。 経験上こういった方は、必ずその後成長を見せてくれます。

自身を客観視できるか、という部分は、体操においても自分自身の出す動きに対して、更には『動きながらにして』持ち合わせていなければなりません。 これはトレーニングで高めていくことが可能ですが、自分自身がどう動いているように見せたいのか。 どうなりたいのか。 『志』がないとお話になりません。

自分自身が見えている世界だけで練習している方は、その時、他の人の目にどうその動きが映っているのかまでは考えていません。 結果、『出来ているつもり』とか、『失敗している箇所に自分自身では気付けない』といったことが起こるわけです。

体操をうまくなりたい方は、(動きをだしながら)例えば自分を横、若しくは後ろから見ている感覚で練習してみてください。 『今、自分はこう見えてるであろう』 これでひとまずはOKです。 肝心なのは、それと同時に自分の動きを動画で撮影しておくことです。
『こう見えているであろう』と、実際に撮影した動画を見たときの感覚の誤差を詰めていくことが重要です。
こういった自分自身の中にある感覚と、実際に見えている本当の動作の差違が無くなったとき、あなたは身体を自在にコントロールできていると言えます。

それはすなわち、柔軟性・筋力といった肉体的な準備ができており、技のさばきの手順が理解できていれば、自身を操ってその技は取り敢えず跳ぶことが出来る、チャレンジは出来るということです。 技のキレや高さ、表現力については、その後の反復練習で培っていく『経験』の部分です。



長くなりましたが、必ずしもSさんのように、書き留めていくことだけが『学ぶ』ということではございません。 皆さん一人一人、ご自身に合った『学び方』というのがあるはずです。

ただ、Sさんがご自身で考えて取ったこの行動で、刺激を受けたメンバーは多いはずです。 誰が見てもこの方は『学びに来ているな』と感じるでしょうね。 少なくとも、1回のレッスンの重さを、自分自身に課していると思います。

指導者側としては、『この情熱には、情熱で返そう。』 そう思うわけです。 『もっと教えてください!』と積極的に手を差し出してくる方には、より良いものをその手のひらに乗せてあげたい。 人の気持ちってのはそういうもんです(笑)。



以上、私の指導にかける意欲を盛り上げてくださった(笑)、Sさんへの感謝文でした☆

本日もご覧いただき、ありがとうございました☆



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