初の解説付き動画を公開

クラス再編成中の火曜クラスに、2名の女性が入会してくれました。 入会したてホヤホヤの彼女たちに、伸膝前転を指導している様子をアップロードしましたのでご紹介します。→前後編と分けず、1本の動画として編集し、再アップロードしました。

※以下の画像はサムネイル用です。動画は記事の最下部にあります。
IMG_8695.jpg

今まで、aMi体操倶楽部では解説付きの動画を公開していませんでした。 その理由は単純に、教室を運営しているからです。
会員さんを募って、毎週わざわざ足を運んでもらい、お金をいただいて指導をしています。

自分たちが移動をしてお金を払ってまでして得ている情報やアドバイスを、ネット上であっさりと不特定多数の人に提供されては、バカらしくなりますし気持ち良い訳がございません。 

なので私は教室を運営している限りは、基本的に『~講座』とか『~のやり方』といった類の動画はつくらない、公開しないと決め、教室の紹介程度の動画のみをアップロードしてきました (今回は私にある意図があって特別に動画を作りました)。

ただYouTubeには正しい知識や実績・経験を持たぬまま、競技経験もないのに体操用語で技を表記し、~講座と銘打って再生数だけを稼ぐ輩が数多く存在します。 競技者として青春時代を懸け、指導者として人生をかけてやっている人間に対する冒涜です。
因みに私は、会社を登記を含め自分で設立し、練習場を作り、指導理論も自分で構築して指導にあたっています。

バック転の指導動画のサムネイルで、実施者に脚を開いた状態で立たせていたりするのを見ると、『ああ、またか』と参加者を気の毒に思います。 『脚を開いたほうが踏ん張りか効く』とか言い出すんですよ。そういう指導者は。 
体操選手で足を開いてバック転を跳ぶ人はほぼいないでしょう。 足を閉じた状態だとバランスを崩してジャンプできない人は、怪我をした人か、何らかの感覚に問題を抱えた人でしょう。
病人やけが人はスポーツはしないでしょうから、スポーツが出来る健康な方に向けての言葉です。


狭い面積に力は集めたほうが、その上に乗った物体は反作用でより良く飛ばされます。 力は分散させないほうが、運動エネルギーをロスしにくいのです。


体操に限らずスポーツは、この地球上で行う限り、重力を用いて行います。 皆さん平等に1Gがその身体にかかった状態で動いているのです。 そして体操は基本的にはその身一つでいろいろな現象を起こすスポーツと言えます。 ラケットやクラブといった道具の先の効果ではなく、体の各部位の重さをコントロールしなければなりません。 

そこで注意が必要なのは、身体自体を操作する事への『リスク』です。 ゴルフが下手な人が地面にクラブを打ち付けてしまっても、クラブが壊れてくれて終わりますが、人間の体はそういうわけにはいかないのです。

だから、体操やアクロバットというのは正しい知識をもった指導者のもとで練習するのが望ましいと言えます。

実際、他でアクロバットの指導を受けていた方が、自分で跳んでみたところ頭から落ちてそれがトラウマとなり、でもあきらめきれずに当倶楽部へお越しになる方が結構おられます。 恐怖による【逃がし癖】が付いた方を技術的に矯正するのは、難しい仕事となりますし、時間がかかる場合が多いです。 そういった方と出会うたびに、『ああ、最初にうちに来てくれていたら』と思うのです。

正しい知識のもとに練習すれば、体操やアクロバットは(無茶をしない限り)さほど危険なスポーツではありません。
スポーツ障害保険料も、スカイダイビングやロッククライミング等は危険なスポーツとして区分が違い、保険料も高額となりますが、体操はテニスや野球と同じ区分で、保険料も同額です。

せっかく体操やアクロバットに興味を持ってくれた人を、例え私と出会うまでのご縁がなかったとしても、つまらないけがや事故によって『もういいや』となってしまわれるのは、あまりにも残念です。 正しい知識と理論のもとにやれば、体操は本当に楽しくて素晴らしいスポーツなので。確かに、上手くなるのは大変ですけどね(笑)。

別にうちじゃなくてもいいので、習う場所はしっかりと時間をかけて選んでください。 怪我をしますよ。 距離や料金だけで選ぶのは危険です。その身体を潰されますからね。


また今回も前置きが長くなってしまいました(笑)。 最近、知識だけを取り込めば指導者になれると勘違いしている人を多く目にしたので、正直腹が立っています。 指導者なら、まともな手本が見せられてナンボです。 経験をもとにアドバイスが出来て当然です。
その道の偉い先生といわれるひとのワークショップにどれだけ通ったところで、それをただ流用しているだけのペラッペラの指導では、参加者を結果に導くことは出来ません。 指導理論というものは、基本的には経験をもとに指導者自身が構築していくものです。
競技を経験の上でよく理解していれば、結果として王道とされる指導理論から外れることはまずありませんので。


という訳でようやく動画のご紹介です(笑)。 

私の指導を頼って来て下さった参加者に向けての愛情が伝わったら良いのですが。

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