忘れてはいけないレッスン
決して忘れてはならないあの出来事。 今も、これからも終わらぬ戦いを強いられている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
aMi体操倶楽部では震災直後、1ヶ月間チャリティーレッスン期間としました。 当時はチケット支払い方式でしたので、その期間中は会員さんからレッスン時にチケットは切らず、1口500円からで、あとはお気持ちで多くてもOK、というスタイルで義援金を会員さんから募りました。 学生さんがおこずかいから出してくださったこと、ピエロをやっている街頭パフォーマーの方が、ご自身のパフォーマンスで集めた大切な小銭をた~くさん持ってきてくださったこと。 本当に嬉しかったです。
震災のニュースを見たときに最初に思ったこと。 『すぐに何かしなきゃ!自分ができることは何だ!?』
1ヶ月間という短い間ですが、売り上げ収入を諦め、レッスンにおける指導はボランティアということになります。
当時はまだまだ営業利益も少なく、厳しい状態でしたが、人間たるもの、ここぞというときに『ハート』で行動できねばならない。私の信念です。
但し素人の私が、現地に出向いても邪魔になるだけ。物資を送るにも、震災直後は流通自体が麻痺しているのでしばらくは不可能。 必要な場所に本当に必要な物を届けられるようになるまで、ご存じのように結果としてかなりの時間を要しました。
ということで、今すぐに自分ができることとして、私はチャリティーレッスンを選択しました。 会員の方にも、遠くで起こっている事、他人事にして欲しくない、現実を感じて欲しいという願いもありました。 少なくともあの時は、日本人『全員』が考え、力を合わすべき時でした。
さて、当時会員として通ってくださっていた方の競技チアチームから、少し前から全体指導のご要望をいただいていたので、特例ではありますが、特別編ということでお受けしました。 お一人100円ずつということで、義援金にご協力いただきました。
会員さん以外の団体様を倶楽部にお招きし、レッスンを行うのは初めてのことです。

これは倒立前転の着手時の肩の入れについて指導しています。 倒立系の技では、練習開始時点では肩を入れた状態で手を置く癖付けが重要です。 うちの指導スタイルですけどね☆ ロンダートで苦労しないように。。。

こうやって、肩を入れた状態で着手するんですよ~。 皆さん集中力がハンパないです。

実際に私がお手本で倒立をしています。 横にいる白いのは、当時居たもう一人の講師です。 学校で仲間が補助する際の注意点も併せての指導です。

前転部分で、腰の重さをどうコントロールし、自然な『転』に繋げれば良いのかを説明しています。 上手くなると、転を出すタイミングを自身で操ることが可能になります。 これぞ『体操』ですが、詳しくはaMi体操倶楽部で( ̄ー ̄)

これおもしろいアングルですね☆ 皆さん、私が話し始めると、私に穴が開くほどしっかり見て、集中して下さいます。

ここからは側方倒立回転の解説ですね。 技を正面進入の状態から、いつ1/4のひねりを上半身で入れるべきなのかを解説しているはずです(笑)。

側方倒立回転は特に、平均台上で実施しているつもりで練習しましょう。 落下する危機感が無いと、倒立回転中の身体のゆがみに気づけなかったり、回転軌道を意識して各部位でなぞる意識と感覚が育っていきません。

これは後転跳び用の着手(突き放し)と着地のとり方の指導でしょうか。 あふり込みの解説かもしれませんが、いよいよレッスンは後転跳び(バック転)に入ったようです。

これはジャンプ背落ちの解説中ですね。 膝が抜けないしゃがみ込みから、腕の振り上げと蹴りによってどれだけ滞空時間をつくっていけるかの練習です。 脚を閉じながら蹴り抜く事、跳躍中は全身の締めを主に高めていきます。
『膝抜け』、体操をやらない方には、何のことか分からないでしょうね(笑)

いよいよバック転の跳躍中の説明ですね☆ 蹴りと腕の振りは、連動型で決まっていなければなりません。腕を振ってから蹴ってもだめ、蹴りを出してから腕を振ってもだめです(基本的には)。 全身跳び移動の技であることを忘れず、上半身と下半身の一体感、塊(かたまり)感を意識して跳躍しましょう。
これ以上は会員さんに買ってもらっている情報なので(笑)ここまで。

着手時に身体の各部位が、どのバランスで決まっていなければならないかを解説しています。 腰で脚の重さを着手のタイミングで一瞬受け、突き放しながら後半のあふり込みを行うための技術です。 これ、後転跳びでは結構大事です。
手を着いた時点で安心してすぐに脚を下ろしたらアカンのです(笑)。 ※体操でいうところの『後転跳び』についての概念です。

実際に全員の方に補助付きで何巡か跳んでいただきました☆ かなりの人数でしたので大変でした(^◇^;)
チャリティーレッスン特別編、無事終了!!!
こちらのチームの皆様からの義援金、一般の会員さんから募った義援金、きりの良い数字となるよう、私からの分を合わせ、10万円を赤十字社へ送金致しました。
当時、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。 心より、感謝申し上げます。
そしてチャリティーレッスン特別編にご参加いただいたチームの皆様、誠にありがとうございました☆

因みに、aMi体操倶楽部の1レッスンにおける同時動員数の記録となりました☆
私にとって、忘れられない、忘れてはいけないレッスンの1つです。

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aMi体操倶楽部では震災直後、1ヶ月間チャリティーレッスン期間としました。 当時はチケット支払い方式でしたので、その期間中は会員さんからレッスン時にチケットは切らず、1口500円からで、あとはお気持ちで多くてもOK、というスタイルで義援金を会員さんから募りました。 学生さんがおこずかいから出してくださったこと、ピエロをやっている街頭パフォーマーの方が、ご自身のパフォーマンスで集めた大切な小銭をた~くさん持ってきてくださったこと。 本当に嬉しかったです。
震災のニュースを見たときに最初に思ったこと。 『すぐに何かしなきゃ!自分ができることは何だ!?』
1ヶ月間という短い間ですが、売り上げ収入を諦め、レッスンにおける指導はボランティアということになります。
当時はまだまだ営業利益も少なく、厳しい状態でしたが、人間たるもの、ここぞというときに『ハート』で行動できねばならない。私の信念です。
但し素人の私が、現地に出向いても邪魔になるだけ。物資を送るにも、震災直後は流通自体が麻痺しているのでしばらくは不可能。 必要な場所に本当に必要な物を届けられるようになるまで、ご存じのように結果としてかなりの時間を要しました。
ということで、今すぐに自分ができることとして、私はチャリティーレッスンを選択しました。 会員の方にも、遠くで起こっている事、他人事にして欲しくない、現実を感じて欲しいという願いもありました。 少なくともあの時は、日本人『全員』が考え、力を合わすべき時でした。
さて、当時会員として通ってくださっていた方の競技チアチームから、少し前から全体指導のご要望をいただいていたので、特例ではありますが、特別編ということでお受けしました。 お一人100円ずつということで、義援金にご協力いただきました。
会員さん以外の団体様を倶楽部にお招きし、レッスンを行うのは初めてのことです。

これは倒立前転の着手時の肩の入れについて指導しています。 倒立系の技では、練習開始時点では肩を入れた状態で手を置く癖付けが重要です。 うちの指導スタイルですけどね☆ ロンダートで苦労しないように。。。

こうやって、肩を入れた状態で着手するんですよ~。 皆さん集中力がハンパないです。

実際に私がお手本で倒立をしています。 横にいる白いのは、当時居たもう一人の講師です。 学校で仲間が補助する際の注意点も併せての指導です。

前転部分で、腰の重さをどうコントロールし、自然な『転』に繋げれば良いのかを説明しています。 上手くなると、転を出すタイミングを自身で操ることが可能になります。 これぞ『体操』ですが、詳しくはaMi体操倶楽部で( ̄ー ̄)

これおもしろいアングルですね☆ 皆さん、私が話し始めると、私に穴が開くほどしっかり見て、集中して下さいます。

ここからは側方倒立回転の解説ですね。 技を正面進入の状態から、いつ1/4のひねりを上半身で入れるべきなのかを解説しているはずです(笑)。

側方倒立回転は特に、平均台上で実施しているつもりで練習しましょう。 落下する危機感が無いと、倒立回転中の身体のゆがみに気づけなかったり、回転軌道を意識して各部位でなぞる意識と感覚が育っていきません。

これは後転跳び用の着手(突き放し)と着地のとり方の指導でしょうか。 あふり込みの解説かもしれませんが、いよいよレッスンは後転跳び(バック転)に入ったようです。

これはジャンプ背落ちの解説中ですね。 膝が抜けないしゃがみ込みから、腕の振り上げと蹴りによってどれだけ滞空時間をつくっていけるかの練習です。 脚を閉じながら蹴り抜く事、跳躍中は全身の締めを主に高めていきます。
『膝抜け』、体操をやらない方には、何のことか分からないでしょうね(笑)

いよいよバック転の跳躍中の説明ですね☆ 蹴りと腕の振りは、連動型で決まっていなければなりません。腕を振ってから蹴ってもだめ、蹴りを出してから腕を振ってもだめです(基本的には)。 全身跳び移動の技であることを忘れず、上半身と下半身の一体感、塊(かたまり)感を意識して跳躍しましょう。
これ以上は会員さんに買ってもらっている情報なので(笑)ここまで。

着手時に身体の各部位が、どのバランスで決まっていなければならないかを解説しています。 腰で脚の重さを着手のタイミングで一瞬受け、突き放しながら後半のあふり込みを行うための技術です。 これ、後転跳びでは結構大事です。
手を着いた時点で安心してすぐに脚を下ろしたらアカンのです(笑)。 ※体操でいうところの『後転跳び』についての概念です。

実際に全員の方に補助付きで何巡か跳んでいただきました☆ かなりの人数でしたので大変でした(^◇^;)
チャリティーレッスン特別編、無事終了!!!
こちらのチームの皆様からの義援金、一般の会員さんから募った義援金、きりの良い数字となるよう、私からの分を合わせ、10万円を赤十字社へ送金致しました。

当時、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。 心より、感謝申し上げます。
そしてチャリティーレッスン特別編にご参加いただいたチームの皆様、誠にありがとうございました☆

因みに、aMi体操倶楽部の1レッスンにおける同時動員数の記録となりました☆
私にとって、忘れられない、忘れてはいけないレッスンの1つです。
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