伸膝前転 フラットな床面での実施

本日は私がフラットな床面にて、完成形の技として実施致します。 よって、押しが決まった後は自然な時期に腰を開き、直立へ持ち込みます。


それでは早速ご覧下さい。


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着手へ向かいます。


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昨日の記事でも書きましたが、手が着くまでの局面においても、膝が少しでも曲がったら、その時点で伸膝前転とは言えません。


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蹴りの力は使わずに出すのが基本です。


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はい ここからしっかりと腕の力を使って、後頭部を丁寧に置きにいきますよ☆


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伸ばした脚の重さを開始地点に残しながら、両腕でしっかり身体を支持します。 目線は、自分の膝あたりが見えているはずです。


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脚先が床から離れるタイミングを見澄まして、つま先をしっかりと伸ばします。


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さあ、ここからは腹筋と腿の力で腰の角度を保持しながら、2回目の着手に向けての気持ちの準備ですよ。


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踵が床に入る瞬間(押しの局面)に最大速度、最大パワーが生み出せるよう、この局面では気持ち『溜め』の意識があると良いです。


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押しの局面に向け、徐々に加速する意識で腹筋を締めながら回転を入れます。


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この技で立てない方はこの局面、着手する位置も膝を基準に前後で探っていくと良いと思います。 おしり寄りで着手しても絶対に押しが効きませんし、膝に寄りすぎていても押しにくいのが分かるはずです。
コツを掴んでくると、押しの手の位置はココ! ってな感じで何も考えなくても押しが効く位置に手が動くようになります。


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ここで膝やすねが見えている方は、見ている方向に衝撃で頭が寄ってしまい、腰の角度が無駄につぶれてしまいます。 背中の形状も猫背のようになり、胸は『含みすぎ』の状態にあるはずです。
押しの瞬間の局面では、正面を見るのが理想ですが、苦しい場合は、せめて自分から遠い位置の床を見ながら押すようにしましょう。 押しの局面で、視野に自分の脚先が入っていなければOKです。 


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踵で床を押さえる力は、主に『腹筋』で得ています。 伸膝前転を連続してたくさん練習すると腹筋がキツいのは、立つための動作で腹筋をかなり使っているからです。 また、押しの際に手首のスナップを使うことも重要です。 手首のスナップが使えていた場合、画像のように指先が払い上がって後方上を指すはずです。


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今回は通常、演技で使用する場合の実施を想定していますので、押しが決まった後は自然に直立状態へと引き上げていきます。 腕の動きも、ポーズに向けて前方向から上げ始めます。


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腰の開きは、足裏の踵からつま先に向けて体重圧が広がって乗ってきているのに合わせて、自然に行います。 早く立ってしまいたいとか思って腰の開きを急激に行ってしまうと、出戻りすることがありますよ。


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もうここからは解説不要ですね☆ でも私は講師なので、ポーズまできっちりと実施します。 退屈でしょうが、お付き合い下さいませ(笑)。


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演技完了。

基本技ではありますが、基本というのはやればやるほどその奥深さを知ることができ、大切さも知ることができます。
一見地味に見える技を、いかに誰よりもかっこよく、美しく見せるか。 基本技っていうのは、攻め甲斐があります。

高難度の技を雑に回っている人を見ても私は何にも感じませんが、派手な技が跳べなくとも、基本技を丁寧に、こだわりを持って実施される方の動きには感動しますし、その方には敬意を抱きます。

どうせやるなら、美しい体操をやっていきたいですね。

本日もご覧いただき、ありがとうございました☆



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伸膝前転 傾斜を利用した練習法

本日は伸膝前転です。 体操では基本中の基本であります。 これは力の使い方のコツが掴めればあっさりとできますが、当倶楽部の会員さんでも苦戦される方が少なくありません。
教員採用試験の中で行われるマット運動のテストでも、大概必要とされる要件となってきます。 実際、この技の体得を目的に入会される方もおられるくらいです。

最初に申し上げておきますが、この練習は、何度でも確実に立てるようになるためのもので、確実に立てるようになった後は、自然な頃合いで腰を開いて直立状態へと引き上げます。 お間違いの無きよう、ご理解をお願い申し上げます。


それでは早速ご覧いただきますが、今回はお手本として、会員さんの動きでざっくりご説明します。 こちらの会員さんは、既にフラットな床面にて、余裕で実施できる方ですので、お手本としては申し分ございません。


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着手に向かいます。 YouTubeのどこかの動画で、技の進入時、膝を曲げて入っているものを見たことがありますが、それは伸膝前転ではございません。 技の進入時から実施完了まで、少しも膝は緩んではなりませんのでご注意下さい。
もしそれを体操競技における試合で実施した場合、姿勢欠点では済まされず、技の実施が無かったものとして大過失となるはずです。


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ここで考えるべきことは、手を着いた時から腕の力をしっかりと使って、後頭部を丁寧に接地させることです。 後頭部を通り越して首もとや背中で接地してしまうと、その時点で『落下』現象が発生し、スムーズに回転運動(加速運動)へと繋ぐことができなくなってしまいます。


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この局面ですね。 腕の力でしっかりと支えましょう。


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はい 丁寧に後頭部が置けています。 今回は特に、傾斜を利用しての練習ですのでここまでの動作で『振りかぶり』の威力は全く不要です。 ゆっくりと確実に実施します。


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丁寧に後頭部を接地できれば、ここから踵が床に入るまでは、腹筋の力で腰の角度を維持しておくだけで、回転力は傾斜がかけてくれます。 落差と重力を利用した練習ですね。


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ここからの局面で、腰が開いたり閉じたりしてはいけません。 『腰の角度を腹筋でロックする』ことが重要です。


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この辺りから、2回目の着手の準備が気持ちの上で必要です。 踵が床に接地するタイミングに、『手側』で待って合わせます。 踵と手が床を押すタイミングは、ほぼ同時を狙う。 厳密にいうと完全に同時ではありませんが、実施者本人の狙いはそれで良いです。 踵が床に入ってから押してもダメ、手が着いた後に踵が床に入ってもダメです。


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この局面です。 ここで自分の膝や足が見えている方は、上半身が含みすぎ(猫背の状態)となってしまい、その後の頭や肩の前進威力がつぶす方向(屈身形状)へとかかってしまいます。 彼のように『押し始め』の局面では、前を見ていることが肝心です。


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この局面から意識すべきは、いかに素早く『伸ばした状態の脚』を床に対して垂直に立てるか、ということと、頭、若しくは肩を引き上げずに前方へ動かし続けることです。 頭や肩の動きが早い段階で止まってしまった時点で、出戻り確定です。


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ここからです。決して足元は見ず、押しを効かせながら腹筋を使って頭(肩)を前方へと押し込んでいきます。 足の裏に体重を乗せに行く意識も重要です。


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当たり前に何度でも立てるようになるまでは、このようにこの局面でも決して頭を上げず、腰の角度も開いてはなりません。 


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その良い癖を完全に入れるために、当倶楽部ではこのまま頭を上げず、『伏臥支持』の状態まで一気に持ち込む練習をしていただきます。


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正面を見たままです。


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さあ、更に前方へ突き抜けますよ。


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この辺りから、支持の準備を始めます。 ある程度の衝撃がきますので、しっかりと全身を締める必要があります。


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間もなく支持の局面です。 腰を開きながら、手で床を取りにいきます。

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手が床を捉えました。 この瞬間、全身(特に腹筋)を締めながら、腕と肩の力で衝撃を受け止めます。


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自重+衝撃が全身にかかりますので、この局面で多少沈み込みますが、『伏臥支持』とは『腰や胸の吊り』が要件となっておりますので、おへそや胸が床に着いてはいけません。 


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ですのでこのように、衝撃が落ち着き、姿勢が決まったときにはおなか側の面は少し浮いている必要があります。
ちょうど腕立て伏せの腕を曲げたときのような形ですね。
体操的に、肘を絞って(脇閉め状態)支持をします。 

彼は非常に良く実施できていますね☆ フラットな床で立てるようになるまで、かなり努力されていましたので、この傾斜を使ったセットでの練習はもうど楽勝ですね(笑)。


以上です。明日は私がフラットな床面で実施したものを撮影し、UPする予定です。

どうぞお楽しみに☆


本日もご覧いただき、ありがとうございました☆



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第2幕 前方屈身宙返り1/2ひねり 

着地成功バージョンです☆


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第一幕で申し上げたとおり、蹴りの局面はございません。 蹴りを決めた直後、屈身姿勢をとりにいく局面となります。


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はい 屈身姿勢つくりました。


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腰の開きをきっかけに、ひねりを入れにいきます。


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1/4ひねり局面。


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1/2ひねり完了。


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今度は上半身の状態をしっかり感じながら、着地をとりにいきます。


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着地。


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止めます。


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よし。 足裏全体に重さがかかりました。


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演技終了。




さて、姪っ子にくら寿司をおねだりされているので(笑)、連れて行ってきます。


本日もご覧いただき、ありがとうございました☆




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本日は2本立て☆ 第一幕は着地失敗編。前方屈身宙返り1/2ひねり

私の跳躍をUPする際は、何本か跳んで、一番マシなものを採用するのですが、今回は撮影時にシャッターの押し始めが遅れ、着地が止まった回の『蹴りの部分』が撮れておらず(^^ゞ 見送ろうかとも思ったのですが、着地失敗の方と併せて見ていただければ記事として成立するかなと思い、実行致します。

本日の夕方くらいに、着地が決まったものをUPしますので、ご安心下さい(笑)。

では、長くなりますが早速ご覧いただきましょう。

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第2幕ではこの局面が撮れていませんので、こちらでざっくり解説を。 蹴り、引き上げの際、前を見ておくことが大事なのは抱え込み宙返りの時と同様です。


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今回は屈身前宙で1/2ひねりも行いますので、作業が少し多いです。 素早く屈身姿勢を決める必要があります。


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半回転ちょっと手前で、屈身姿勢はつくり終えています。


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ここから腰の開きを利用ながら、ひねりを開始します。


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逆さまくらいの時点で約1/4ひねり。


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はい この局面で1/2ひねり終えています。


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前の局面で少しゆとりがあったので、着地を止めに狙いますが。。


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ん!! 狙いすぎて深めの前傾姿勢(汗)。


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腹筋及び背筋で上半身の引き起こしを図ります。。


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お!!急激に引き戻し過ぎたか!?


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ん~~何とか粘りたい。。。


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やばい!やばいですぞ~(笑)。


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あか~~ん!!!完全に踵に体重が移行してしまいました。 つま先がかなり浮いちゃってます(泣)。


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もうこうなったらただで転ぶわけにはいきません。 いかに面白く転倒するか。これに狙いが変わった瞬間です(笑)。


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あ~~


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あ~~~


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あ~~~~


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あ~~~~~


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あ~~~~~~


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ど~~~~ん!!!


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ばい~~~~ん!!


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。。。


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パカッ。





本日、夕方の更新をお楽しみに。  ご覧いただき、ありがとうございました☆



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側転~側方屈身宙返り

本日は技のご紹介☆ 側方倒立回転~側方屈身宙返りです。


早速ご覧いただきましょう。


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助走からホップの後、側転の着手です。


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側転の部分です。


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側転の状態でロンダートでいうところのあふり込みを行うのは多少無理がありますので、膝を少し曲げて処理しています。


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蹴りを決めました。


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側方での引き上げの局面です。


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屈身姿勢をつくりにいきながら、回転方向へ首を入れています。


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屈身姿勢をつくりました。 回転中。。。

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ここがちょうど1/2回転部分ですね。 真っ逆さまになってます(笑)。


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はいここで目が床を捉えました。


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ラインを狙いながら、着地に向かいます。


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着地しました。 


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側方系の着地は、回転分量を感じながら関節の向きを気をつけながら決めないと、膝や足首を壊しますので注意して踏ん張ります。


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脚を揃えにいきますが、『ピキッ!』鈍い痛みが私の腰を襲います(笑)


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痛みに耐えながら、足を浮かせます。


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もう少しだ。頑張れ俺!!(笑)


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もう少しです。


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よ~しポーズまでやりきった☆ レッスン終わったら低周波治療器でマッサージだ!!!




本日はこれまで☆ 今日はこのご紹介した技を、aMi体操倶楽部のYouTubeチャンネルにてUPしておきます。
たまには直接飛べるように貼っておきますか☆

aMi体操倶楽部YouTube 側転~側方屈身宙返り

本日もご覧いただき、ありがとうございました☆



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